2025年活動報告
愛腎協の第11回社員(代議員)総会が無事終了
(★2025年度の運営に3理事追加承認 ★災害対策スローガンを新設)
2025年6月29日(日) 13:30~16:30
名古屋市金山1丁目の名古屋都市センター14階・特別会議室
第1部総会は、第1号議案・2024年度活動報告、第2号議案・2024年度決算報告、第3号議案・2024年度会計監査報告、第4号議案・2025年度活動予定案、第5号議案・2025年度活動方針・スローガン案、第6号議案・2025年度予算案、第7号議案・2025年度役員体制案、第8号議案・その他について審議され、議案全てが無事承認可決されました。中でも、 2025年度のスローガンとして「忘れるな、災害で命を守る自助の力」が採択されました。
また、2025年度からは新しく 伊東重幸理事(名古屋本部)、岩下克之理事(東三河本部)、稲垣由理理事(尾張本部)の3人が新しく愛腎協の役員として加わることになり、理事は10人となりました。 知恵を出し合って愛腎協の運営に関わっていくことが確認されました。続いて第2部講演会は、「知っ得!医療・福祉・介護 お役立ち情報」の演題で偕行会城西病院総合相談窓口課の社会福祉士・社会保険労務士の高野洋子講師が優しく分かり易く透析患者に関わる医療制度について解説し、同じく音楽療法士の北村裕美子講師が、替え歌と楽器を通して総会参加者の緊張をほぐし、楽しい一時を過ごしました。
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愛腎協第12回社員総会の様子 |
あいち民主県議団27議員と陳情のための意見交換会を行ないました
2025年6月26日(木) 16:00~
2025年6月26日(木)16時、愛知県議会の「あいち民主県議団」所属の27人の県会議員の皆さんと愛腎協が愛知県に対して陳情する内容について意見交換する場を設けて頂きました。透析患者が抱える様々な問題を伝え改善化を訴え、天野正基団長に陳情書を手渡しました。
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あいち民主県議団の天野団長(右)と安田会長(左) |
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あいち民主県議団との意見交換会の様子1 |
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あいち民主県議団との意見交換会の様子2 |
全腎協の第12回定時社員総会東京で開催
第54次国会請願は衆議院、参議院ともに採択されました!
2025年6月21日(土)・22日(日)
東京都品川区大井1丁目のアワーズイン阪急
(一社)全国腎臓病協議会の「第12回定時社員総会」が2025年6月21日・22日の二日間に亘り、東京都品川区大井1丁目のアワーズイン阪急で開催されました。各県から37人の社員代表が集う中、議案に基づいて審議が進められました。 透析患者の高齢化や病院患者会の減少に伴い、全国での会員数の減少が今後の全腎協運営に大きな課題を残す大会となりました。席上、玉置会長から第217回国会に提出した第54次「国民を腎疾患から守る総合対策の早期確立に関する請願」並びに日本難病・疾病団体協議会による「難病・長期慢性疾病・小児慢性特定疾病対策の総合的な推進に関する請願」が令和7年6月20付で衆議院、参議院共に採択され、内閣に送付されたことが報告されました。 その中で玉置会長は、署名活動にご尽力いただきました全国の透析患者に対し「感謝」を述べ、総会では、改めて 透析患者の権益を守る為の署名活動の重要性が再確認 されました。
また、2025年度、2026年度の新たな理事(19人)・監事(2人)が紹介され、その中から執行部・担当役員が次の通り発表され、承認されました。(敬称略)
▽会長=玉置幸利 (和歌山県・74)▽副会長=河野和博 (愛媛県・65)/加藤政雄 (宮城・72)▽専務理事=宮本洋子 (岡山・62)▽常務理事(事務局長)=戸倉振一 (東京・66)▽業務執行理事=大屋竜二 (静岡・57)▽理事=板橋俊司 (東京・75)/山田富士雄(福井・74)/向田一郎(奈良・69)/末綱広輝(山口・50)/中原 薫(香川・72)/出森幸一(鹿児島・66)/岡村敏博(滋賀・74)/下前君夫(愛知・67)/仲宗根直也(沖縄・42)/西尾 明(岐阜・75)/野田一真(兵庫・47)/村越正道(秋田・62)/山本富士夫(石川・65)▽監事=竹中公剛(東京・73)▽長谷川 裕(福島・75)。
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(一社)全国腎臓病協議会の第12回定時社員総会で挨拶する玉置幸利会長 |
自民党愛知県連大会へ参加しました
2025年6月21日(土) 14:00~
名古屋コンベンションホー
2025年6月21日(土)14時、名古屋市中村区平池町4にある名古屋コンベンションホールで自民党愛知県連大会が開催され、愛腎協も自民党の主要友好団体として参加させて頂きました。
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自由民主党愛知県連大会 |
減税日本愛知県議員団と陳情・懇談会を行ないました
2025年6月19日(木) 13:00~
愛知県議会議事堂
2025年6月19日(木)13時、減税日本愛知県議員団(しまぶくろ朝太郎団長)との懇談会を行ない、愛知県への愛腎協陳情について説明をし、愛腎協への協力と支援をお願いしました。
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減税日本愛知県議団との懇談 |
愛知県議会の自民党福祉委員6人の議員と面談し、県への陳情内容を説明しました
2025年6月19日(木) 12:30~13:00
愛知県議会議事堂
2025年6月19日(木)12時30分~13時、愛知県議会の自民党福祉医療委員会(杉浦正和委員長)所属の6議員に集まって頂き、愛腎協が今年度陳情する内容について説明しました。委員長の杉浦正和議員は豊橋市腎友会の賛助会員となられており、委員の新海正春議員は岡崎・幸田地域腎友会設立時の顧問として関わって頂いています。
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自民党愛知県議会の福祉委員の議員と面談 |
藤田医科大学へ湯澤由紀夫藤田学園副理事長を表敬訪問
2025年6月5日(木)
藤田医科大学
2025年6月5日、藤田医科大学の湯澤由紀夫先生を訪問しました。 湯澤先生は、藤田医科大学学長から、今年度は学校法人藤田学園の副理事長に就任されました。 愛腎協とはより緊密に情報交流を行なって行く旨話し合われました。
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湯澤由紀夫藤田学園副理事長(中央) |
大村ひであき政経セミナーへ出席
2025年6月2日(月) 17:00~
名古屋観光ホテル
2025年6月2日(月)午後17時より名古屋市中区錦の名古屋観光ホテルで大村秀章愛知県知事主催の「大村ひであき政経セミナー」が開催されました。愛知県政のこれまでとこれからについて披歴され、 愛知の経済活性化・福祉向上・2026年開催予定のアジア・アジアパラ競技大会への意気込みが語られました。
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大村ひであき政経セミナーの様子 |
愛知県健康福祉部長・局長と面談、医務課担当者に第2回災害対策合同会議参加を要請
2025年5月29日(木)
愛知県庁
愛腎協と名古屋市腎友会は2025年7月24日(木)10時~12時、愛知県透析医会、愛知県、名古屋市との「第2回災害対策合同会議」を名古屋市中区金山1丁目の名古屋都市センター14階第1会議室で開催を予定してします。 これに先立ち、昨年の第1回合同会議を踏まえ、災害対策が前進するように愛知県健康福祉局医務課に訪問し、局長他職員と懇談しました。
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愛知県健康福祉局医務課職員との面談の様子 |
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愛知県福祉局の水野春美部長並びに緒方武俊局長(写真央中2人)と面談 |
2025年度第1回理事会・本部長会議を開く
2025年5月25日(日) 10:00~
愛知県白壁庁舎5階県会議室
2025年5月25日(日)10時より愛知県白壁庁舎5階県会議室で2025年度の第1回理事会、並びに13時30分より第1回本部長会議が開催されました。2025年度最初の役員会議で、2025年度の愛腎協活動予定と各本部での周知徹底について確認されました。
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2025年第1回理事会参加者 |
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2025年第1回本部長会議参加者 |
愛知腎臓財団意見交換会に参加
2025年5月19日(月) 17:45~
メルパルク名古屋
2025年5月19日(月)午後5時45分から名古屋市千種区のメルパルク名古屋で愛知県腎臓財団による「意見交換会」が開催されました。 愛知県で積極的に移植医療を提供している病院関係者が一堂に会し、財団による表彰式と移植に関わる意見交換がなされました。
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愛知腎臓財団意見交換会の様子 |
フィラピー療法開発メーカー(台湾)の李其然社長が来局
2025年5月19日(月)
遠赤外線を応用したシャントケアとフットケアに役立つ「フィラピー療法」の開発機器メーカーの李 其然社長が5月19日(月)の午後、愛腎協事務局に来局されました。フィラピー療法は、シャントの穿刺痛、血流量増加や創傷治癒促進を目的としたフットケアに遠赤外光線を利用した安全かつ有益な治療方法です。家庭用機器も扱っています。愛腎協にお問い合わせください。
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右からフィラピーメディカルジャパンの李 其然社長、愛腎協の下前君夫副会長、 フィラピーメディカルジャパンの石松 一氏 |
2025年 NPO法人名古屋市腎友会第23回総会&勉強会を開く
2025年5月18日(日)10:00~
2025年5月18日(日)10時~正午、名古屋都市センター14階会議室で「NPO法人名古屋市腎友会 第23回総会&勉強会」が開催されました。来賓として名古屋市障害福祉部障害企画課の新見貴久課長、橋本ひろき名古屋市会議員、医療法人偕行会グループの川原弘久会長、愛腎協の安田明義会長が出席する中、定刻に黙祷の後、鈴木則子腎友会会長が挨拶して始まりました。来賓の川原会長の挨拶の中で、透析施設経営の厳しい現状について触れられ、国の対応によっては今後「透析難民」の発生もあり得る時代となる等、厳しい現実も披歴され愛腎協として緊張する場面もあり、対応の必要性を強く感じました。総会後、勉強会では「リンの管理方法~食事・薬・あと一つは?~」のテーマで偕行会城西病院腎臓内科の菱田 学医師による講演が行なわれ、大変有意義な勉強会となりました。
こうした勉強会には、会員の皆さんは、ご自身の為にもっと参加してほしいと思いました。
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来賓挨拶を行う川原会長 |
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勉強会の様子 |
2024年度愛腎協名古屋本部総会を開く
2025年5月4日(日)10:00~
2025年5月4日(日)10時から正午まで、名古屋都市センター14階会議室で「2024年度愛腎協名古屋本部総会」が開催されました。下前君夫本部長挨拶に続いて来賓として愛腎協の安田明義会長が挨拶し、さっそく議事に移り2024年度活動報告、同・収支決算報告、2025年度の活動予定について審議され、2025年度予算、同・役員についても可決了承されました。
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名古屋本部総会の様子 |
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下前君夫名古屋本部長 |
自由民主党愛知県議員団 島倉 誠団長と面談
2025年5月15日(木)14:30~
2025年5月15日(木)14時30分から、愛知県議員会館に自由民主党愛知県議員団の島倉 誠団長(写真中央)を訪問しました。2025年度の愛知県への陳情予定内容について資料の提供並びに説明を行なう中、国や愛知県及び市町村による医療助成制度の継続、高齢透析患者の増加に伴なう送迎燃料負担の軽減策について検討と支援をお願いいたしました。
※今後、可能な限り立憲民主党・国民民主党・共産党・減税日本の各党にも働きかけを行なっていく予定です。
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自由民主党愛知県議員団の島倉 誠団長と記念撮影 |
公明党愛知県議員団 木藤俊郎団長と面談
2025年5月15日(木)13:00~
2025年5月15日(木)13時から、愛知県議員会館に公明党愛知議員団の木藤俊郎団長(写真右から二人目)を訪問し、愛腎協役員と公明党本部役員との情報交換会開催をお願いいたしました。
愛知県下の透析病院では患者の高齢化が進み、送迎バスを利用する患者が 全体の40% を超え、今後依存度は益々拡大するでしょう。そうした中、少なくとも送迎バスの燃料助成、各市町村での障害者タクシー券助成に際してのガソリン補助券としての利用可能化についての検討と支援について、国・県・各市町村での協力をお願いしました。
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公明党愛知県議会の木藤俊郎団長(右から2人目)と記念撮影 |
偕行会・川原弘久会長並びに山田哲也理事長と懇談
2025年5月1日(木)14:00~
2025年5月1日14時、医療法人偕行会の川原弘久会長と山田哲也理事長を表敬訪問し、透析患者の高齢化に伴なう送迎問題等について意見交換を行ないました。
昨今の厳しい医療費削減化に対する危機感から、新たに透析難民防止対策委員会を設け、情報収集と分析を行なっていくこととなりました。
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医療法人偕行会の川原弘久会長(中央)と山田哲也理事長(中央左) |
名古屋大学医学部附属病院の丸山彰一院長に面談
2025年5月1日(木)10:00~
2025年5月1日(木)10時、名古屋大学医学部附属病院の丸山彰一院長を訪問し、総合病院をとりまく医療費等の環境変化について意見交換しました。
医療制度を守るにはやはり患者の声が大切であると愛腎協の役割の重要性を指摘して頂きました。
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名古屋大学医学部附属病院丸山彰一病院長(左)と安田会長 |
第53回増子記念病院人工腎臓友の会(増子腎友会)主催・総会と講演会実施。。
2025年4月27日(日)10:00~
フジコミュニティーセンター
月27日(日)10時からフジコミュニティーセンターで、医療法人衆済会・増子記念病院理事長・院長の両角國男先生の「透析治療を知る、未来に向けて」講演会開催されました。増子腎友会の総会での講演会設定は、かなり久し振り且つ、1時間30分と長時間の講演で、透析治療の黎明期から現在、これからの展望と、多岐にわたるお話しでした。
増子記念病院の歴史の中で,患者会も53年目を迎えました。患者会のますますの活動に努めなければと、あらためて思いました。(鬼頭広報委員)
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講演をする両角先生 |
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増子腎友会総会&講演会に参加した皆さん |
2025年地域腎友会交流会が開催されました。
2025年4月27日(日)
愛知県白壁庁舎5階県会議室
令和7年度の「地域腎友会交流会」が4月27日(日)の午後、愛知県白壁庁舎5階県会議室で久方ぶりに開催された。愛腎協の各本部傘下には12の地域腎友会が設立されていますが、その内9つの組織が参加しました。
新型コロナ感染拡大で活動停止を余儀なくされていた各地域腎友会であるが、現状、コロナ感染とインフルエンザ感染に注意しながらも地域に密着した活動の再開に向けて、愛腎協執行部からの呼びかけがなされた。特に、コロナ禍にあっても着実に活動を続けてきた名古屋市腎友会の活動に倣って、 一般市町村民に向けてのCKD講演会の開催や透析患者が抱える課題について市町村への要望活動の窓口としての役割の重要性について 情報の共有がなされ、各地域での運動推進へ向けて有意義な交流会となった。愛腎協としても今後、地域腎友会へのバックアップを強力に行っていくことが示され、各本部の一層の協力が約束された。
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地域腎友会交流会の様子 |
2025年移植セミナーが豊橋市民病院で開催されました。
2025年4月20日(日) 13:30~
豊橋市民病院3階講堂
愛腎協東三河本部と豊橋市腎友会が共催する毎年恒例の「移植セミナー」が今年も4月20日(日)13時30分から、豊橋市民病院3階講堂で約50人が参加して開催されました。
定刻、移植セミナーは、愛腎協東三河本部の喜多 募本部長の開会挨拶に始まり、愛腎協の下前君夫副会長、来賓として根本幸典衆議院議員、丹羽洋章愛知県会議員、杉浦正和愛知県会議員が挨拶を述べた後、さっそく第1部講演会に移り、豊橋市民病院外科部長の長坂隆治医師が①「移植医療の現状について」の演題で、2021年をピークに透析患者数が減少傾向にあるが、高齢者75歳以上の患者数が激増している。腎移植は70歳以上の透析患者さんには難しい等々と語り、また②「ウイルス感染症を考えるpart4」の演題では、現状はインフルエンザと新型コロナ感染が目立つ。帯状疱疹に注意が必要で、ヘルペスウイルスの種類と特徴等々について講演されました。
続いて「移植腎機能が悪くなってしまったら」の演題で、豊橋市民病院の森田彰枝・慢性腎臓病療養指導看護師が講演し、腎移植を受けると健常者と変わらない生活を送れるのか、移植腎を守るためにするべき事、腎臓からのSOSを見逃さないで等々、語られました。
最後に「どうする? あなた、それでも移植をうけますか?」の演題で、移植レシピエント・コーディネーターの上村恵子看護師が、ドナーのリスク。手術直後は、ドナーの方が辛い。移植はゴールでは無くこれからが戦いの始まり。薬を忘れずに飲む事。食事に気を配る事。自分の身体は自分で管理が重要だと話されました。
第2部として、生体腎移植ドナーさんとの討論会が行なわれ、各パネラーから生体腎移植に至った経緯、現在の健康状態、レシピエントさんに手術後どうなってほしかったか、手術後、二人の関係は変わったか、腎臓を提供して後悔はないか、医療者に望む事等々、闊達な質疑応答がなされ大変有意義に終了しました。
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移植セミナーの様子 |
2025年度第1回女性部会議
2025年4月13日(日)
愛知県白壁庁舎5階県会議室
4月13日(日)午後、愛知県白壁庁舎5階県会議室で2025年度の「第1回女性部会議」が行なわれ、今年11月もしくは12月に第6回女性セミナーを西三河方面で開催したい等、話し合われました。
2025年度第1回青年部会議
2025年4月13日(日)
愛知県白壁庁舎2階ボランティア会議室
4月13日(日)午前、愛知県白壁庁舎2階ボランティア会議室で2025年度「第1回青年部会議」が行なわれました。今年度の青年部会議の予定確認と9月21日開催予定の講演会「仕事をしながら安心して透析するために」の準備について話し合われました。
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青年部会議の様子 |
令和6年度第3回理事会・本部長会議を開き、役員の若返りと
組織強化を図る
目途で新年度からの理事の補充を決定
2025年3月16日(日) 10:00~12:00(理事会) 13:30~15:30{本部長会議)
愛知県白壁庁舎5階県会議室
令和7年3月16日(日)10時より愛知県白壁庁舎5階県会議室で「令和6年度第3回理事会」、13時30分より「本部長会議」が開催されました。
昨年6月の第10回総会で発足した安田会長、下前副会長、小久保事務局長(副会長)の執行部体制でしたが、執行部全員が就職組なので相対してじっくり話し合う機会も少なく、約9カ月の活動を経てようやく愛腎協の仕事の流れを理解できるようになりました。とは云え、事務局員の皆さんには相当負担をかけています。
さて、理事会・本部長会議では2024年度下期の活動報告を踏まえ、2025年度の活動予定と予算について審議いたしました。中でも、現理事会体制任期半ばではあるが、個人的理由で尾張本部の松浦大介理事が退任となり、また役員選考規定を一部改正した上で組織強化の意図で、合わせて4人の新理事補充候補者(下記)を決定いたしました。
◎ 伊東重行氏(名古屋本部) ◎ 鈴木則子さん(名古屋本部)
◎ 稲垣由理さん(尾張本部) ◎ 岩下克之氏(東三河本部)
午後からの本部長会議では、理事会での報告と愛腎協広報委員会、組織強化対策委員会、災害対策委員会、青年部、女性部の活動報告について情報共有し、各本部で活動を推進する旨確認しあいました。
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第54次国会請願活動が開催されました!!
2025年3月13日(木) 10:00~
東京都千代田区永田町の参議院会館1階講堂
毎年恒例の一般社団法人全国腎臓病協議会(全腎協)が主催する「第54次国会請願活動」が今年も3月13日(木)10時より東京都千代田区永田町の参議院会館1階講堂で開かれました。
定刻、「国民を腎疾患から守る総合対策の早期確立を求めるつどい」には全国の県腎会より147名が参加して始まりました。昨年末に急逝された池田会長に代わり、新会長に就任された玉置幸利会長が挨拶に立ち、「私が全腎協に入会した頃は約100万筆もの署名が集まったけれど、今年は約28万6000筆と3分の1以下であります。私たちの活動の趣旨は透析患者を増やさないこと、透析患者のQOLを高めることです。今、高額医療費の問題等についても改悪されないよう強く訴えて行きます。この度の第54次国会請願には有難くも225名もの国会議員の方々が紹介議員として受けて頂きました。感謝申し上げると共に更なる会員の皆様の支援をお願いしたい」と、語りました。
続いて、来賓として参加頂いた国会議員並びに秘書の方々より、順次、沢山の激励の言葉を賜りました。「つどい」終了後は各県夫々県腎協関係者が、各県で集めたそれぞれの署名を持って紹介議員の国会事務所を訪問し、直接署名用紙を手渡しました。
この日、愛腎協は、会員に一所懸命集めて頂いた署名用紙を、衆議院では丹羽秀樹議員、根本幸典議員、重徳和彦議員、古川元久議員、松田 功議員、本村伸子議員、長坂康正議員、大西健介議員、そして参議院では酒井庸行議員、藤川政人議員、里見隆治議員、伊藤孝恵議員の各事務所を訪問し、署名を手渡しました。
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▲ 「第54次国会請願活動」で全国の透析患者役員に挨拶する全腎協の玉置幸利新会長 |
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▲ 参議院会館 酒井庸行議員事務所にて |
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▲ 衆議院議員 本村伸子議員事務所にて |
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▲ 衆議院会館 丹羽秀樹議員事務所にて |
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▲ 衆議院会館 大西健介議員事務所にて |
名古屋市腎友会が守山文化小劇場でCKD対策講演会を開催
~名古屋市立守山北中学校・吹奏楽部の素敵な演奏会も行われ大好評でした~
2025年2月23日(日) 14:00~16:00
名古屋市守山文化小劇場
2025年2月23日(日)14時から名古屋市守山文化小劇場で、愛腎協地域腎友会の名古屋市腎友会主催(愛腎協名古屋本部共催・名古屋市・愛知腎臓財団後援)の「CKD(慢性腎臓病)対策講演会in 守山区」が開催されました。「慢性腎臓病(CKD)の予防」を名古屋市民に啓発する為に2011年から名古屋市内16区で順次開催してまいりました。今回の守山区で15区目の開催となりました。参加者は173名でした。
鈴木則子腎友会会長の主催者挨拶に続き、ご来賓の名古屋市守山保健福祉センターの柏木雅宣所長、名古屋市議会の小川としゆき議員、北野よしはる議員の皆様からご挨拶をいただいた後、第1部の講演会に入りました。
講師には愛知医科大学教授、病院では、腎臓・リウマチ膠原病内科部長の「石本卓嗣先生」をお招きし、 「あなたの腎臓は大丈夫?~慢性腎臓病の予防に向けて~」と題して、腎臓の役割、腎臓病の診断、慢性腎臓病と腎炎・ネフローゼの治療、腹膜や血液透析等腎代替治療、移植についてご講演していただきました。 非常に分かり易く説明され、会場から「病気には気を付けないといけない」との感想が聞こえてきました。
講演会に続く、第2部には、 「名古屋市立守山北中学校吹奏楽部」の皆さんによる、楽しく賑やかな演奏会が行われ、それまでの緊張気味な会場のムードを和やかにしてくれました。吹奏楽部の皆さんからは「学校外での初めての演奏会で、とても嬉しく楽しかったです」との感想を頂きました。また、ご来場のご家族の方々も喜んでおられ、皆様に楽しんでいただけた良い講演会ができました。来年度は千種区で開催の予定です。お楽しみに!
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講演を行う石本卓嗣先生 |
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講演スクリーン (透析の原因の第1位は「糖尿病性腎症」 第3位は「腎硬化症」です) |
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演奏を披露する名古屋市立守山北中学校の吹奏楽部の皆さん |
尾張本部 談話会を開催
2025年2月23日(日) 10:30~12:00
小牧市まなび創造館4階多目的室
2025年2月23日(日)10時30分~12時、小牧市まなび創造館4階多目的室で尾張本部談話会が開催されました。
毎年の尾張本部勉強会を、今回は談話会として、透析に関する悩みについてフリートークで話し合うことにしました。それぞれ参加者が透析をはじめて以来の悩みや辛かった体験などを語り合いました。
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第3回 東尾張本部会議を開催
2025年2月23日(日) 10:00~12:00
春日井総合福祉センター・第4集会室
2025年2月23日(日)10時から春日井総合福祉センター・第4集会室で第3回東尾張本部会議が開催されました。
2024年度の活動報告と会計報告、2025年度活動方針と予算、第13回定期大会、2025年度愛腎協会費値上げ、代議員交流会等について報告と説明が行われました。
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第3回 名古屋本部会議を開催
2025年2月16日(日) 10:00~12:00
名名古屋都市センター・第4会議室
2025年2月16日(日)10時から名古屋都市センター・第4会議室で、第3回名古屋本部会議が開催されました。
2024年度最後の会議で次年度へ向けて活動予定、役員、会員募集ポスター作製等について調整が行われました。
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第99回全腎協東海ブロック会議を名古屋市で開催しました
2025年2月15日(日) 10:00~17:00
名古屋都市センター14階第4会議室
2025年2月15日(土)10時から17時まで、名古屋市中区金山にある名古屋都市センター14階第4会議室で「第99回全腎協東海ブロック会議」が開催され、愛知・岐阜・静岡の各県腎協役員が一堂に集まり2025年度の東海ブロック活動について大所高所から検討し、日程等を決定しました。
東海ブロックからの担当理事選出については岐阜県から新理事候補を推薦し、愛知・下前君夫理事、静岡・大屋竜二理事の留任をお願いいたしました。
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東海ブロック会議の様子 |
第4回 青年部会議を開催
2025年2月9日(日) 10:00~12:00
名古屋市市政資料館第4集会室
2025年2月9日(日)10~12時、名古屋市市政資料館第4集会室で第4回青年部会議が開催されました。
3月2日(日)開催の青年部勉強会・総会についてスケジュールや役割分担などを打合せ。また来年度の活動予定を検討しました。
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「災害対策講演会」を開催し「能登半島地震」での体験談を
石川県腎友会の山本富士夫理事長に講演していただきました
2025年2月2日(日) 14:00~16:00
名古屋都市センター14階特別会議室
2025年2月2日(日)名古屋都市センター14階特別会議室にて愛腎協「災害対策講演会」が開催されました。講師にNPO法人石川県腎友会の山本富士夫理事長をお招きし、 「能登地震を体験して」をテーマに講演して頂きました。
2024年元日(月)16時10分に起きた能登半島地震ですが、ちょうどその時、金沢市内の病院で山本理事長は透析を行っていて、大きく揺れる中、病院スタッフさん達の冷静な対応で大きな揺れをやり過ごし、その後穿刺した針は残したまま1時間半待機されたそうです。そして病院の判断で3時間のみ透析して帰宅されました。月曜日で2日空きの3時間透析だったので十分な除水は出来ず、日頃の体重管理(水分管理)がいかに大切な事 かを体験したと語られました。
地震直後、石川県内の47透析施設の内7施設が透析が出来なくなりましたが、日本透析医会のネットワークと石川県透析連絡協議会を通して1月4日までには透析出来なくなった患者さん全員の受け入れ先が決まり、透析治療が受けられる様になりました。
また、被災された透析患者さんの手記も披露され、次の透析がいつできるのか非常に不安な状況や、避難所生活ではリン・カリウムを気にしながらの食事だったので、個人での備蓄の大切さを痛感された事、病院内での透析スタッフの対応等とても貴重な「生の声」を聞くことができ、大変有意義な講演会でした。
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災害対策講演会会場 |
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体験談を話す山本理事長 |
代議員交流会が開催されました
2025年1月26日(日) 11:00~15:00
愛知県白壁庁舎5階県会議室
愛腎協の安田明義会長が「代議員の皆さんともっと意思疎通を図りたい」という思いから、代議員交流会が去る令和7年1月26日(日)11~15時に白壁庁舎5階県会議室にて開催されました。
当日は23名の代議員の方々がご出席くださり、安田会長、下前君夫副会長、小久保和広事務局長、吉田勤監査の4名の役員が迎える形で開かれました。役員からの挨拶の後、代議員の皆さんへのお知らせとして、一つは就労継続支援A型事業所のRITA株式会社による求人の案内、二つ目は組織強化委員会から会員勧誘の成功例・失敗例募集の2件についてありました。
午前の部を終えて正午近くとなり、皆で美味しいお弁当を食べながら、しばし和やかに過ごした後、本題の意見交換会が始まりました。
各自の自己紹介、次に、広報委員会で「語り部」を担当している長屋善彦委員から、国と自治体による透析医療費助成の仕組みとその存続危機が語られました。
次に、定期大会で意見が出た愛腎協スローガンや大会決議を再考のため意見を募りました。
最後にフリートークとして代議員の皆さんから自由にご意見を述べてもらいました。
ふだん会って話すこともあまりない役員や代議員同士がこうして一堂に会し、食事も共にして和やかに会話し、忌憚なく議論する貴重な機会となりました。今後もこうした機会を設ける予定です。
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代議員交流会の模様 |
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昼食風景 |
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参加者全員での記念撮影 |
愛腎協執行部が医療関係者を訪問しました
令和7年1月、恒例行事になっています新年のご挨拶のために愛腎協執行部として21日に医療法人偕行会グループの川原弘久会長、23日に名古屋大学医学部附属病院の丸山彰一院長、ならびに藤田医科大学の湯澤由紀夫学長、そして30日に愛知県透析医会会長で藤田医科大学ばんたね病院の稲熊大城副院長を訪問いたしました。
先生方との会談の中で話題となったのは、①現在、透析患者の送迎費が病院経営の大きな負担となり、今後、患者の高齢化が進む中、負担額はますます大きくなるであろう事、②今後、患者数が50人以下の透析病院は経営難により廃業に追い込まれ、それに伴い透析に通えなくなる透析難民が発生しかねない事など、愛腎協として見過ごせない課題についてでした。
やはり透析患者の集団である愛腎協として声を上げて国県市町村に私たちの置かれている実情を訴え、どこに住んでいても質の高い透析が受けられるような仕組みにして頂かなくてはなりません。
陳情・請願により、先進国日本に相応しい透析の質を確保・継続できるように皆さんと共に声を上げ運動し、安心・安全な透析ライフを実現していきたいと願っています。皆様の協力をお願いいたします。
尚、2025年度に会長の諮問機関として「透析難民防止委員会(仮称)」を立ち上げ、情報収集と対策検討をして行きたいと思います。情報・関心のある代議員の方は、ぜひ愛腎協事務局へご連絡ください。
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川原弘久医療法人偕行会グループ会長のデスクに集合。 後列左から山田哲也偕行会理事長、安田明義愛腎協会長 |
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藤田医科大学の湯澤由紀夫学長(中央) |
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愛知県透析医会の稲熊大城会長(藤田医科大学ばんたね病院副院長)(中央) と愛腎協ならびに名古屋市腎友会役員の皆さん |
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写真左から名古屋大学医学部附属病院の丸山彰一院長、安田愛腎協会長、下前愛腎協副会長 |