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2024年活動報告

愛知・静岡・岐阜・三重の各県腎協役員が集まって、「東海ブロック会議」を開催しました

2024年9月21日(土)・22日(日)

愛知県豊橋市の会議室

 9月21日(土)と22日(日)の二日間、愛知県豊橋市の会議室にて、第97回目となる全国腎臓病協議会の「東海ブロック会議」が開催されました。愛腎協からは、安田会長、下前副会長、小久保事務局長、松浦大介事務局次長、そして村上理事の5人が参加して、令和6年度上半期の愛腎協活動報告を行うと共に、全腎協理事会報告を受けての東海ブロックとしての対応、三重県腎協への支援対策等、各県腎協役員方と話し合いました。①全腎協理事候補として岐阜県腎協から西尾 明さんを推薦する。②2025年10月12日(日)に岐阜県瑞穂市で東海ブロックとしてIPS講演会を企画開催する等の提案が了承されました。

愛知・静岡・岐阜・三重県の県腎協役員が集まっての東海ブロック会議の模様

◆第2回 西三河本部第3支部会議

2024年9月22日(日)10:00~11:45

コメダ珈琲店 安城福釜店

 10月6日(日)に行う安城臓器移植普及キャンペーン(安城市デンパーク正門前、9:40~)について各メンバーの役割と配置を打ち合わせしました。次に各病院の患者会の困りごとを相談し、さらに石川県の大雨や地震から災害救助ダイヤルの具体的活用法について話し合いました。

第3回 女性部会議

第3回 女性部会議

2024年9月15日(日) 13:30~16:00

名古屋市市政資料館 第5集会室

 まず10月20日(日)開催の女性セミナーについて、当日までの準備と当日の手配を打ち合わせしました。次に、11月10日(日)開催の愛腎協定期大会について、女性部が担当する受付をはじめ、救護班の確認、下見した会場の様子説明などがありました。

第3回 女性部会議

第2回 広報委員会

2024年9月15日(日) 10:00~12:00

愛知県白壁庁舎 5階県会議室

 今年度新任の広報委員長から今後の「かわらばん」「道標」作成方針が説明され、各広報委員にも担当する記事を割り振り、全員で分担して作業することになりました。
 各委員からも、新たな提案が出され、よりよい会報誌作りが議論されました。

第2回 広報委員会

公明党愛知県本部役員と政策要望懇談会を開催し、要望を提言

2024年9月14日(土)15:30~

愛知県公明党本部

 令和6年9月14日(土)15時30分から名古屋市千種区にある愛知県公明党本部で公明党との政策懇談会に臨みました。
 公明党からは愛知県本部会長の里見隆治・参議院議員、代表代行の木藤俊郎・愛知県議会議員、市川英男・愛知県議会議員、澤田晃一・名古屋市議会議員に参加して頂き、また当会からは安田会長、下前副会長、小久保和広事務局長、村上俊寛理事、三岡成人監事、早川憲次西三河本部長、喜多 募東三河本部長、稲垣由理女性部長、鈴木則子名古屋市腎友会会長、そして吉田 勤監事(外部)も参加し、愛腎協からの国・県・名古屋市への要望について説明し提言しました。 公明党として福祉の分野でしっかりと透析患者を支える。透析患者の高齢化問題と送迎問題についても研究し、議会等へ提出していきたいとの思いを語って頂きました。

公明党愛知県本部役員の皆さんと懇談し、愛腎協からの要望を提言しました

自由民主党愛知県支部連合会の「厚生関係団体政策懇談会」で要望を提言

2024年9月6日(金)9:00~

アイリス愛知2階コスモス

 令和6年9月6日(金)9時から名古屋市中区丸の内にあるアイリス愛知2階コスモスで、自由民主党と愛腎協等厚生関係5団体との政策懇談会が開催されました。当会からは安田明義会長と愛知県難病連理事長でもある下前君夫副会長の二人が参加しました。愛腎協が国・愛知県・名古屋市へ要望している内容を説明し、中でも高齢化の進む透析患者の送迎問題に積極的に取り組んでいただけるよう提言しました。
 自民党愛知県支部連合会会長の丹羽秀樹衆議院議員の他、出席の各国会議員、愛知県議会議員からは「透析患者の実情を踏まえしっかり考えていきたい」旨、ご発言頂きました。

自民党愛知県連合会の国会・愛知県議会・名古屋市議会の議員と懇談し、要望を提言しました

平素、ご指導・ご協力頂いている医療機関の先生方を訪問しました。

♥ 医療法人偕行会・山田哲也理事長 ♥

2024年8月1日(木)

 愛腎協の新年度体制が整ったのを機に8月1日(木)、当会の安田会長、小久保事務局長、松浦事務局次長の3人で医療法人偕行会の川原弘久会長、並びに山田哲也理事長を表敬訪問させていただきました。(川原会長は急用のため懇談できませんでした。)
 多数の透析施設を擁する偕行会は、世界でも先進的な医療技術を積極的に取り入れていることで有名です。山田理事長との懇談の中で、アメリカのニュース雑誌「TIME」(アジア版 August 5,2024)に、偕行会グループの川原弘久会長インタビュー記事が掲載されたことが伝えられました。日本を代表する透析施設である偕行会グループと日本の透析事情についての記事内容です。
(偕行会のホームページからご覧いただけます。→https://www.kaikou.or.jp/news/ctg-media/time20240731/)
 今後とも愛腎協への協力と支援をお願いしましたところ、ご快諾くださいました。

左から小久保事務局長、山田理事長、安田会長
♥ 藤田医科大学・湯澤由紀夫学長 ♥

2024年8月6日(火)

 8月6日(火)、安田会長と松浦事務局次長の2人で藤田医科大学の湯澤由紀夫学長を訪問させていただきました。
 懇談の中で、愛腎協が国へ陳情・請願等活動をする際に働きかけて協力を仰ぐ議員の紹介やその繋がりをどう形成するのかについて、医学系私大の立場でアドバイスをいただきました。
 中でも最近、一部の透析病院経営に外資系投資会社等が介入している事情に対して、「医療の質や患者サービスが低下するのではないか心配している」と、懸念を示されました。愛腎協としても情報収集する必要があるようです。

湯澤由紀夫学長
♥ 名古屋大学医学部附属病院・丸山彰一病院長 ♥

2024年8月8日(木)

 8月8日(木)、安田会長、小久保事務局長、松浦事務局次長の3人で名古屋大学医学部附属病院の丸山彰一病院長を訪問させていただきました。
 名古屋大学大学院医学系研究科・病態内科学講座・腎臓内科学教授でもある丸山病院長は、今後もますます大きくなる課題として透析患者の高齢化やそれに伴う送迎問題を挙げられ、愛腎協としてこれにどう対処するかが重要な取り組みの一つになるとご指摘くださいました。
 今後も医療記事執筆やイベントへの参加等を通じて、ご指導ご鞭撻をお願いしました。

左から丸山先生、安田会長、小久保事務局長、松浦事務局次長

第1回 尾張本部会議

2024年7月21日(日)10:00~12:00

江南市布袋ふれあい会館 第3会議室

 病院訪問の計画、臓器移植普及推進街頭キャンペーンの手配、施設患者会復活が進行中の2件の報告、他を議論し、最後に名古屋本部会議から急ぎ来場した安田会長の挨拶で会議を終え、引き続き午後からは青年部カフェが開かれました。

第1回 尾張本部会議

第1回 名古屋本部会議

2024年7月21日(日)10:00~12:00

ウイル愛知 第3会議室

 冒頭に安田会長の挨拶と、事務局から障害者就労支援の説明、その後、議事として臓器移植普及推進街頭キャンペーンの予定確認、愛腎協定期大会のバス手配、会員拡大のためのポスターなどの検討、他が議論されました。

第1回 名古屋本部会議

第1回 組織強化委員会

2024年7月14日(日)10:00~12:00

名古屋市市政資料館 第3集会室

 会員の減少を止めるため、ポスターやチラシが検討され、代議員の会員勧誘を支援する方法が議論されました。今後も引き続き検討するとのことです。

第1回 組織強化委員会の様子

青年部主催の「第3回青年部カフェ」が尾張本部と共催で開かれました。

2024年7月21日(日) 14:00~16:30

 7月21日(日)14:00~16:30に 「第3回青年部カフェ」が開かれました。 青年部カフェとはまだ透析歴の浅い患者さんが抱いている透析についての疑問や悩みを、青年部といっしょに話し合って解消のヒントをつかんでもらおうとする座談会です。 第2回までは名古屋市内で開かれましたが、いろんな地域の方に参加してもらうべく、各本部と共催して地域を回ることになりました。 その第1弾がこの尾張本部との共催であり、場所も江南市の布袋ふれあい会館第3会議室にて開かれました。
 当日の参加者は透析歴3ヶ月の方が1名に対し、迎える側は青年部と尾張本部のメンバーに加え、安田会長も各本部や青年部女性部を回って疎通を図りに来ていたので、大人数で1人の参加者の疑問について大いに盛り上げて話し合いました。
 青年部では今回尾張本部と共催してみて得られたものを今後他の本部を回るときの参考にするとのこと。ますます盛んな「カフェ」になることが望まれます。

第3回青年部カフェの様子

愛腎協、名古屋市腎友会、愛知県透析医会、愛知県、名古屋市の関係者が一堂に集まり「第1回災害対策合同会議」が開催されました。
(患者団体、医師会、行政が災害情報・対策を共有するために意見交換をしました)

2024年7月18日(木) 10:00~12:00

 7月18日(木)10時~正午まで、愛知県白壁庁舎5階会議室で愛知県医務課から後藤桐敬担当課長様、名古屋市健康福祉局から森本隆史担当課長様をはじめとする8人の行政担当者、愛知県透析医会から会長の稲熊大城医師、同災害対策委員長の伊藤 功医師、同名古屋担当の春日弘毅医師、そして愛腎協並びに名古屋市腎友会役員らが一堂に会しての 「第1回災害対策合同会議」 が開催されました。
 第1回目として先ず、いつ来るか判らないものの、歴史的に絶対来るとされている東南海大地震(震度7規模)が起きた際に、愛知県下で透析治療を受けている約1万7,800人の患者に対する公助体制として現状どうサポートされるのか?に対して愛知県透析医会、愛知県、名古屋市の想定情報を開示していただき、私たち患者会との共有を図りました。
 それによると 地震・津波・火災等により愛知県下で発生すると予想される透析難民の数は約7000人であろうと報告され、私たちの想像を超える規模に驚かされました。これに対し、医療者側、行政側は共に緊密な連携を取って被災者の救出計画を練っておられるようですが、やはり「患者と家族、地域の自助・共助の考え方」はとても重要であると強く感じ、再認識しました。
 被害想定が大きいとされる名古屋市だけでなく、愛知県下の各地域での透析病院、患者会、市町村関係者との平素からの情報共有が必要で、愛腎協として「会員への効果的な啓発」にどう取り組むか?という課題も明らかとなりました。
 愛腎協と名古屋市腎友会共催の「災害対策合同会議」は、今後も毎年継続して開催することになりました。

第1回災害対策合同会議の様子

(一社)愛知県腎臓病協議会の第10回社員(代議員)総会が
ウインク愛知で開催されました。
2025年度よりの会費値上げが承認されました。
【来年より愛腎協年会費を4000円 (全腎協1800円・愛腎協2200円)に改定します!! 】

2024年6月23日(日) 10:00~

 6月23日(日)午前10時~12時まで、名古屋市中村区名駅1丁目にあるウインク愛知(愛知県産業労働センター)901号室で「第10回社員(代議員)総会」(代議員総数81人)が開催されました。
 過半数の出席により成立した第10回総会は、第1号議案・2023年度活動報告、第2号議案・2023年度決算報告、第3号議案・2023年度会計監査報告、第4号議案・2024年度活動予定(案)、第5号議案・2024年度活動方針・スローガン(案)、第6号議案・2024年度予算(案)、第7号議案・2024年度災害見舞金請求について、第8号議案・2025年度会費改定について、第9号議案・2024年度役員体制(案)について審議され、全ての項目が可決承認されました。
 第10回総会は滞りなく無事終了しました。愛腎協社員(代議員)の皆様に誌面をお借りし厚く御礼申し上げます。

◆重要な可決承認事項について

◎郵便局・銀行等の通信経費値上がり他等に伴う経費の高騰に対処する為、2025年度(令和7年度)から愛腎協年会費がこれ迄の3600円から4000円(全腎協1800円/愛腎協2200円)に値上げ改定されます。
◎2024年度予算案では、「愛腎協災害対策基金運営規定」作成に伴ない必要とされる災害対策用基金として2000万円の目標を満たす目的で、不足分の1200万円を今期予算に積立資産支出分として計上致しました。

◆2024年度・2025年度愛腎協の新役員体制について

 愛腎協の伊藤寿男代表理事(会長・名古屋本部)並びに、森井勝廣理事(副会長・東尾張本部)そして藤井 裕理事(東三河本部)の退任に伴い、愛腎協の2024年度・2025年度役員体制が次の通り承認されました。敬称略
・代表理事(会長) 安田明義(前理事・副会長/西三河本部)新任
・理事(副会長) 下前君夫(前理事・全腎協理事/名古屋本部)再任
・理事(副会長/事務局長) 小久保和広(前理事/尾張本部)再任
・理事(事務局次長) 松浦大介(前理事・尾張本部)再任
・理事 鈴木美奈子(前理事・西三河本部)再任
・理事 相田勝則(前理事・東尾張本部)再任
・理事 村上俊寛(前理事・東三河本部)再任
・理事 三岡 大(東尾張本部)新任
・監事(外部) 吉田 勤
   (株式会社名古屋合同会計&税理士・行政書士吉田勤事務所代表)再任
・監事(内部) 三岡成人(前監事/西三河本部)再任
(愛腎協2024年度・2025年度役員の面々は道標131号に顔写真掲載しています)

愛腎協第10回社員(代議員)総会の様子

2023年度監査を無事終了

2024年5月12日(日) 10:00~

 5月12日(日)午前10 時~正午、愛腎協監事役員のリードにより全理事が参加して2023年度の活動経費について監査業務を実施し、無事終了しました。患者会と云うことで代議員は皆ボランティアでの奉仕です。組織強化の意味でも今後、報酬についても考えていく必要が生じています。会員の皆さんはどうお考えでしょうか…。

2023年度会計監査に出席した理事・監事

名古屋大学医学部附属病院の丸山院長、藤田医科大学ばんたね病院の稲熊教授、医療法人偕行会グループの川原会長と順次面談し、愛腎協運動の再確認と協力への要請をしました。

2024年4月28日(日) 10:00~

 4月25(木)午前、名古屋大学医学部附属病院の丸山彰一院長を表敬訪問しました。また5月7日(火)の午前、愛知県透析医会会長で藤田医科大学ばんたね病院主任教授の稲熊大城副院長と面談、更に同日午後からは偕行会グループの川原弘久会長を訪ね、平素の愛腎協運動協力への感謝と透析患者を取り巻く課題について情報交換を行なうとともに、今後の愛腎協運動への更なる協力支援をお願いしました。

藤田医科大学ばんたね病院で稲熊副院長と面談

◆2024年度 第1回理事会・本部長会議を開く

2024年5月19日(日) 理事会/10:00~   本部長会議/13:00~

 5月19日(日)10時~正午、愛知県白壁庁舎5階会議室で理事・監事参加の下、2024年度第1回理事会が開催されました。2023年度の運営実績を踏まえ、2024年度の活動方針案、予算案等が審議されました。続いて、午後からは理事と本部長が参加して第1回本部長会議が開催され、2023年度の活動報告、2024年度活動予定、委員会報告、各本部・女性部・青年部の活動報告と2024年度の予定(第10回社員総会、愛知県・名古屋市の署名と募金、臓器移植キャンペーン)について話し合われました。中でも、2025年度からの会費値上げ問題に関しては代議員に分かり易い解説が必要だと作成されたグラフ図が検討されました。

2024年度第1回理事会2024年度第1回本部長会議会

◆地域腎友会交流会をひらき、コロナ禍後の「地域に根差す愛腎協」の体現化を
各腎友会役員の皆さんで模索しました。

2024年4月28日(日) 10:00~

 4月28日(日)の10時~正午、愛知県白壁庁舎5階会議室で久しぶりの「地域腎友会交流会」が開催されました。
 交流会には、NPO法人名古屋市腎友会、一宮地域腎友会、瀬戸・尾張旭腎友会、春日井市腎友会、豊田地域腎友会、岡崎・幸田地域腎友会、安城市腎友会の役員が参加してそれぞれの近況について報告しました。
 コロナ禍により活動を休止していた各地域腎友会に対し、名古屋市内で地道にCKD(慢性腎臓病)対策講演会を続けてきたNPO法人名古屋市腎友会(鈴木則子会長)の活動が紹介され、コロナ禍後での各腎友会の取り組むべき主要活動として「CKD対策講演会」の企画と開催が、愛腎協組織の周知をも含め改めてクローズアップされました。

伊藤会長ほか地域腎友会交流会に参加した各腎友会の役員の皆さん

◆愛腎協役員選考委員会による2024年度・2025年度役員(理事・監事)候補者

2024年3月10日(日)

 去る3月10日に愛腎協役員選考委員会が開催されました。愛腎協役員の任期は2年で、改選期前に各本部から選定基準に適った1人~3人の役員推薦者を本部長推薦者として提案して頂きました。
 各本部からの役員推薦者は下表のとおりであります。選考の結果、2024年度・2025年度の役員候補者は、理事8名、監事2名でした。5月19日(日)の2024年度第1回理事会・本部長会議で選出され6月23(日)開催される代議員総会で承認される予定です。

吉田 勤外部監事を交えての役員選考委員会の様子
理事候補者(敬称略)監事候補者(敬称略)
下前君夫(名古屋本部)『内部監査』
三岡成人(西三河本部)
小久保和広・松浦大介(尾張本部)
相田勝則・三岡 大(東尾張本部)『外部監査』
吉田 勤
((株)名古屋合同会計&吉田勤税理士事務所代表取締役・所長)
安田明義・鈴木美奈子(西三河本部)
村上俊博(東三河本部)

◆2024年度第4回移植セミナー講演会が豊橋市民病院で開かれました

2024年4月14日(日)13:30~

  (一社)愛知県腎臓病協議会・東三河本部主催、豊橋市腎友会共催した「2024年度移植セミナー」が令和6年4月14日午後1時30分より16時まで、愛知県豊橋市青竹町にある豊橋市民病院3階講堂で開催されました。
 第1部の講演会は「移植医療の現状について」並びに「ウイルス感染症を考えるpart3」の演題で、豊橋市民病院移植外科部長の長坂隆治先生が講演。続いて「腎移植後透析再導入となった患者さんの腎代替支援について」と題し、豊橋市民病院の慢性腎臓病療養指導看護師の森田彰枝さんが講演。最後に「ご存じですか? 腎移植後の生活を!」の演題で、豊橋市民病院看護師で移植レシピエント・コーディネーターの上村恵子さんが講演されました。
 第2部は、これまで豊橋市民病院で献腎移植を受けた方々をパネラーとして招き、「献腎移植患者さんとの討論会」テーマでフリーディスカッションが行われました。
 毎年春に愛腎協東三河本部が主催する移植セミナーには今回54人が参加して開催されました。特に移植者とのフリーディスカッションの中で体験談が話題提供されるので、移植者はもとより移植を待つ患者にとって大変有意義な講演であると好評でした。
 愛腎協が協力する移植セミナーの継続的な開催地域は現況東三河本部だけでありますが、今後は愛知県の他の地域本部でも開催されることで、中でも献腎移植を盛り上げていく必要があります。代議員の皆さんからの情報提供と開催協力を積極的にお願いしたいと思います。(詳細は道標131号にて掲載予定)

来賓あいさつする村上俊寛理事熱心に講演を聴く会場の皆さん
右から豊橋市民病院の長坂隆治移植外科部長、森田彰枝看護師、上村恵子看護師、東三河本部の喜多 募本部長

◆石川県腎友会と富山県腎友会から義援金のお礼がきました

 今年の1月におきた「能登半島地震」の被災地である石川県と富山県の腎協(腎友会)に愛腎協は義援金を送りました。それに対して、石川県腎友会の山本富士夫理事長と富山県腎友会の池田充会長から御礼文が送られてきましたので一部抜粋して紹介します。
■池田 充様(NPO法人富山県腎友会 会長)
 この度はお見舞いをいただきまして、ありがとうございました。
 これまでは災害対策を口にしてきたものの、実際、当県に起こることは予想しておりませんでした。何をすればよいのか、何から取り掛かればよいのかわからないまま、ただただ不安な日々を過ごしました。しばらく日数がたってから、ようやく少しずつ情報が入りだし、安否確認等始めましたが、幸い大きな被害もなく、各病院も普段通り治療を行っていることがわかり、一安心いたしました。そのような中、ご心配をいただき、義援金まで送っていただけたことに感謝すると同時に、皆様の暖かいお心遣いに会員一同大変励まされました。本当にありがとうございました。
■山本 富士夫様(NPO法人石川県腎友会 理事長)
 この度の能登半島地震に際して義援金を頂戴いたしまして誠にありがたく御礼申し上げます。
 能登半島の透析患者は、地震発生とともに私が石川県・透析連絡協議会の各病院と連絡し、透析患者さんが遅滞なく透析ができるようにしました。おかげさまで、皆様無事に透析を受けることができました。能登の患者さんはまだ帰宅できず金沢近郊で生活しています。早く元の生活に戻れることを祈るばかりです。まずは、ご支援の御礼まで、ありがとうございました。

◆5年ぶりに国会請願署名を国会へ提出しました

■請願の集い:参院議員会館1F講堂 3月14日(木)10時半~11時半
■請願書提出:各担当国会議員事務室 3月14日(木)12時半~15時
◆提出先議員 衆議院議員8名 参議院議員2名(議員不在の場合は秘書に手渡す)
 衆議院議員:熊田裕道議員、吉田統彦議員、古川元久議員、伊藤 渉議員、丹羽秀樹議員、 鈴木淳司議員、重徳和彦議員、青山周平議員、8名
 参議院議員:大塚耕平議員、酒井庸行議員、2名
◆地元事務所提出先議員 衆議院議員2名 参議院議員2名
 衆議院議員:本村伸子議員(3月10日名古屋本部)根本幸典議員(3月10日東三河本部)
 参議院議員:伊藤たかえ議員、藤川政人議員(3月13日尾張本部)

酒井庸行議員参議院事務室で本人へ手渡す(西三河本部)鈴木淳司議員衆議院事務室で秘書に手渡す(東尾張本部)
根元幸典議員地元事務所で本人に手渡す(東三河本部)本村伸子議員地元事務所で秘書に手渡す(名古屋本部)
伊藤たかえ議員地元事務所で秘書に手渡す(尾張本部)

◆愛腎協(愛知県腎臓病協議会)と愛難連(愛知県難病団体連合会)が
災害対策懇談会(愛知県・名古屋市)に参加しました。

★愛知県

2024年2月13日(火)13:15~14:15

■日 時:2024年2月13日(火)13時15分~14時15分
■場 所:愛知県自治センター 6階 603号室
■愛知県側出席者(順不同):山本 障害福祉課長補佐、都 障害福祉課主査、古川 健康対策課長、山本 健康対策課長補佐、伊佐治 健康対策課担当課長、小河 健康対策課長補佐、矢ノ口 障害福祉課長補佐、大曲 障害福祉課長補佐、中村 障害福祉課主査、浅井 医務課長補佐、稲石 災害対策課長補佐、大谷 健康対策課主任、柳原 高齢福祉課長補佐、辻 高齢福祉課長補佐、河合 地域福祉課主査、園田 就労促進課長補佐、尾野 特別支援教育課長補佐、伊藤 高等学校教育課指導主事(計18名)
■愛難連側(順不同):下前君夫 理事長(一社:愛知県腎臓病協議会)・佐野義昭 副理事長(愛知県網膜色素変性症協会)・牛田正美 事務局長(愛知心臓病の会)・角田洋子 理事(ALS協会愛知県支部)・奥田洋子 理事(もやの会)・水野敏子 理事(賛助会員)・大島松樹 監事(愛知県筋ジス協会)・重松美生恵 事務局(東海脊髄変性症友の会)・渡辺一充 事務局(愛知県筋ジス協会)・保坂由美 事務局(ALS協会愛知県支部)・土屋雅彦 賛助会員(ひだまりネットワーク)・勝間田充 賛助会員 (計12名)
■愛知県腎臓病協議会:安田明義 副会長・森井勝廣 副会長(計2名)
◎愛難連の要望事項:(抜粋)災害発生時の避難所までの避難の公助について要望した。酸素吸入器等のバッテリー交換・充電等の公助について要望した。
◎愛知県腎臓病協議会からは実際に能登半島地震で停電、断水による透析不可患者の約200名を公助によりヘリコプターやその他の移動手段で金沢市や富山市の透析施設に運びを受けれように手配した事を説明し、愛知県も災害時には同様な措置を要望した。

★名古屋市

2024年2月13日(火)14:30~15:30

■日 時:(愛知県と同じ)14時30分~15時30分 ■場所(愛知県と同じ) ■名古屋市側出席者(順不同):大脇千鶴 健康福祉局障害企画課長、新美貴久 障害者支援課長、佐藤かおり 健康部主幹(公衆衛生看護)、その他広聴職員(計5人)
■愛難連参加者・愛腎協参加者:(愛知県と同じ)
◎要望事項:(愛知県と同じ)

愛難連と愛腎協の愛知県への要望風景愛難連と愛腎協の名古屋市への要望風景

◆コロナワクチン有料化に伴い、愛知県議会議員各会派(各党)へ陳情を実施

★公明党

2024年2月13日(火)10:00~12:00

■日 時:2024年2月13日(火) 10時~11時
■場 所:愛知県議会 議事堂2階 公明党控室
■公明党愛知県議会議員団参加者;木藤俊郎(団長)
■愛腎協参加者:伊藤会長、安田副会長、森井副会長
◎木藤団長と面談して令和6年度よりコロナワクチンの接種費が有料になるため、透析患者への接種費用の助成をお願いしました。その他、災害対策についての話し合いをしました。

★自由民主党

2024年2月15日(木)10:00~12:00

■日 時:2024年2月15日(木) 10時~11時
■場 所:愛知県議会 議事堂2階 自民党控室
■自由民主党愛知県議会議員団参加者:川嶋太郎(団長)、 南部文宏(政調会長)
■愛腎協参加者:安田副会長、森井副会長、相田事務局長
◎川島団長、南部政調会長と面談して令和6年度よりコロナワクチンの接種費が有料になるため、透析患者への接種費用の助成をお願いをしました。その他、災害対策についての話し合いをしました。透析患者の施設(病院・クリニック)無料送迎については、施設(病院・クリニック)側の負担が大きい事を説明し、本年度、愛知県より各施設に送迎車1台当たり50,000円の補助金が給付される事になった事を愛知県議会議員の皆様のおかげであることを安田副会長が感謝を込めて話しました。

木藤団長に説明する伊藤会長

◆2023年度災害対策講演会が開催されました

2024年2月11日(日)10:00~12:00

■日時:2024年1月28日(日) 14:00~15:00
■日 時:2024年2月11日(日)10時~12時
■場 所:名古屋都市センター14階 特別会議室
■演 題:「透析患者の災害対策」
■講 師:村井 邦弘(むらい くにひろ)様(愛知県防災安全局防災部災害対策課 課長)
■参加者:名古屋本部(20名)、 知多支部( 1名)、 尾張本部( 5名、)東尾張本部(5名)、 西三河本部(13名)、東三河本部(1名)、医療関係者等(4名) 合計49名
◎皆様のご協力のおかげで多く方が参加してくださいました。ありがとうございました。

講演を行う村井課長 講演会風景1
質疑応答風景 講演会風景2

◆名古屋本部主催第2回セミナーが開催されました

2024年1月28日(日)14:00~15:00

■日時:2024年1月28日(日) 14:00~15:00
■場所:名古屋都市センター14階 第1会議室
■演題:あなたの心臓大丈夫ですか?~心臓弁膜症について~
■講師:山本真功先生(名古屋ハートセンター循環器内科部長)
■講演の目的:長く透析をしているとどうしても心臓へ負担がかかります。
「元気な透析生活」をおくっていただくために「心臓弁膜症」につての知識を高めることが目的です。
■愛腎協名古屋本部長より:胸の痛みや動悸、少し動くと息切れ、そんな症状ないですか?
また、めまいがする、疲れやすい人は心疾患の要注意者です。「循環器内科」に受診しましょう!! 

セミナー風景